2009/06/13

見本2









記事の転載
*****************


麻生首相、鳩山総務相を更迭 政権運営に打撃、郵政社長人事で 鳩山邦夫総務相(60)=衆院福岡6区=は12日、日本郵政の西川善文社長退任を求める自らの考えが受け入れられなかったとして、麻生太郎首相に官邸で辞表を提出、受理された。西川氏続投の方針を拒んだため、首相が鳩山氏を事実上、更迭した。鳩山氏は昨年の自民党総裁選で麻生陣営の選対本部長を務めるなど首相の側近。鳩山氏は辞表提出後、自民党離党の可能性について記者団に「仲間と相談する。さまざまな仲間から激励を受けている」と含みを持たせた。

 麻生内閣の閣僚辞任は中山成彬前国土交通相、中川昭一前財務相に続き3人目。今国会中の衆院解散・総選挙をにらむ首相の政権運営の打撃となるのは必至だ。

 首相は鳩山氏の後任として、佐藤勉国家公安委員長を兼任させる。

 鳩山氏は12日午前、首相と官邸で会談した。首相は、西川氏が鳩山氏に謝罪することを条件に続投を容認するよう説得したが、鳩山氏は拒否。鳩山氏は午後に再び官邸を訪れ辞表を提出した。首相は「(信念を)曲げられないとのことなのでやむを得ない。悲しく、残念だ」と了承した。

 鳩山氏は辞表提出後、記者団に「世の中、正しいことが通らないことがある。それが今だ。政府、内閣を去ることはちゅうちょしなかった」と強調した。

 鳩山氏は、宿泊施設「かんぽの宿」のオリックス不動産への一括譲渡について「出来レースで不正義だ」などと批判。日本郵政取締役会の指名委員会は5月、西川氏続投の人事案を決定したが、鳩山氏は続投を認めない考えを繰り返し表明してきた。

2009/06/12 17:53 【共同通信】

*************








0 件のコメント:

コメントを投稿